この記事を読んでほしい人
- 朝すっきり目を覚ましたい人
- 睡眠管理アプリに迷っている人
目覚まし時計の音ほど人を不快にさせるものはありません。
せっかくいい気持で眠っていたのに、無機質なアラームでたたき起こされるあの感覚は何度経験しても不快なものです。
次の日に何の予定もないから目覚ましをかけずに眠りにつき、翌朝自然と目が覚めるあの感覚で毎日目を覚ますことができたらどれだけ幸せでしょうか。
そんなことを考え続け、「すっきり目を覚ます方法」でググりまくったことがあります。
そして見つけたのが、「眠りの浅いタイミングで目覚ましを鳴らす」という方法でした。
人間の睡眠は浅い眠りと深い眠りを繰り返しており、眠りが浅いタイミングでアラームを鳴らすことですっきりと目を覚ますことができるというのです。
ちなみに浅い眠りを「レム睡眠」、深い眠りを「ノンレム睡眠」といい、一般的に90分サイクルで繰り返していると言われています。
そのため、睡眠時間が90分の倍数になるようにアラームをセットするという方法があるようですが、狙い通りに眠りの浅いタイミングでアラームを鳴らすことは簡単ではありません。
そこで役に立つのが、「Sleep Meister」というアプリです。
人間が寝返りを打つのは眠りが浅いときで、このアプリはその振動を感知することで眠りの深さを記録し、眠りが浅いタイミングでアラームを鳴らしてくれます。
なぜこのようなことが出来るかというと、振動を感知する「加速度センサー」と呼ばれるハードウェアがiPhoneに搭載されているためです。
iPhoneを横向きにすると画面も横向きになりますよね?
これは加速度センサーがデバイスの動きを感知しているからです。
Sleep Meisterではこのセンサーがベッドの振動=体の動きを感知することで眠りの深さを計測しているというわけです。
Sleep Meisterの使い方
Sleep Meisterの使い方は簡単で、まずは「設定」➝「アラームタイプ」と進みます
次に「時刻選択」か「睡眠時間」を選択します。
「時刻選択」の場合は「睡眠サイクル」か「設定時刻」を選びます。
「睡眠サイクル」は眠りの浅いタイミングでアラームを鳴らす設定で、「設定時刻」は指定した時刻にアラームを鳴らす設定です。
ここは当然「睡眠サイクル」を選択しましょう。
指定した時間にアラームを鳴らすだけなら普通の目覚ましと変わらないですからね。
次にアラームサイクルを設定します。
「15分」を選んだ場合、アラーム設定時刻までの15分間で最も眠りの浅いタイミングでアラームが鳴るという意味です。
ここまで設定が終わったら画面左下の「アラーム」をタップし、下のような画面を開きます。
この画面では最低限起きなくてはならない時間を設定します。
先ほどまでの設定で、その時間までの15分間で最も眠りの浅いタイミングでアラームが鳴るようになっています。
「START」ボタンを押したらアラーム設定完了です。
寝返りの振動が伝わるように枕元にiPhoneを置きましょう。
間違ってベッドの近くの机や台に置くと眠りの深さを計測できなくなってしまい、ただの目覚まし時計になってしまいます。
睡眠のデータを見る
翌朝アラームを止めると、画面下のメニューにある「グラフ」からその日の睡眠のデータを見ることができます。
眠りに落ちた時刻から睡眠時間、途中で目覚めた回数まで、いろいろなデータを確認することができます。
この日のグラフをみるとそれなりに深く眠れているようですね。
別の日のグラフを見てみましょう。
この日の睡眠はとても浅く、11回も目が覚めていたようです。
回数を数えていたわけではないですが、実際に何度も目が覚めたのを覚えていました。
この日は夜遅くまで晩酌をしながら映画を観ていたため、ブルーライトや消化のせいで眠りが浅かったようです。
Sleep Meisterを使ってみた感想
Sleep Meisterを使ってみると、確かにすっきりと目が覚めている実感があります。
眠りが浅いタイミングで起こしてくれるだけでこんなにも違うのかと思いました。
そして睡眠データは1日、1週間、1か月、1年という単位で傾向をまとめてくれるので、睡眠の管理もこのアプリだけで完了します。
朝の目覚めを快適にしたい人、自分の睡眠時間を管理したい人におすすめのアプリなので、ぜひ使ってみてください!