ケンゾウの自習室

地方在住サラリーマンの学びと思考の記録

資産形成のための投資方について僕が出した結論

 

 

社会人になったら始めようと思っていたことがいくつかあるのですが、その一つが「投資」です。

 

僕が投資をしたいと思うようになったきっかけは年金2000万円問題(あれからもう1年以上たつのか!)で、まだ大学生だったのに老後の暮らしが急に心配になったのを覚えています。

 

年金が将来いくらもらえるのか、そもそももらえるのか?という議論をここでするつもりはありません。

 

それでも、これからの日本で老後の生活を国に頼りきるわけにはいかないということは、間違いない事実だと思います。

 

年金2000万問題で変化した意識

あの出来事をきっかけに、僕自身も「お金」「仕事」「時間」について真剣に悩むようになりました。

 

もともと働くことにポジティブなイメージを持っておらず、ハードワークで年収1000万円の暮らしをするよりも、年間100万円くらいの生活費でいいから働かずに暮らせたらいいのになんて考えてました。

 

だから就職活動にも身が入らず、ほどほどの労働でほどほどの給料をもらえる会社から内定が出た時点で就職活動を終えてしまいました。

 

「どうせ定年まで働くんだし、休みがちゃんと取れる会社ならそれでいいや」

 

「夢ののんびりライフは老後のお楽しみだな」

 

なんて考えていたわけです。

 

 

ところがどっこい、普通にサラリーマン生活を送っていたら優雅な老後は送れそうにないという予想が出されてしまったわけです。

 

当時の僕はバイト代と仕送りを毎月使い切り、クレジットカードの支払いとバイト代の振り込みを繰り返すだけの生活でした。

 

このままでは社会人になって2000万円も貯められるわけがありません。

 

この時になってようやく、

 

お金はどうやったら貯められるのか?

どうやったら増やせるのか?

 

ということに興味がわいたのです。

ひたすら読書でお金の勉強をした

そこからはひたすら本を読みまくりました。

 

お金や資産形成に関する本はこれまでに30冊以上は読んでいるはずです。(多読はkindle unlimitedを活用してお金を節約しました)

 

そして分かったことが、資産形成をするためには

 

  1. 毎月の固定費を下げる
  2. 収入(本業+副業)を上げる
  3. 毎月一定額以上を積み立て投資する

 

という3つの「お金のコントロール」をすればよいということです。

 

 

まず家賃を抑えたり格安シムを利用したりして、毎月必ず財布から抜けていくお金を出来るだけ少なくします。

 

そして収入は当然、多ければ多いほどいいです。

 

毎月投資に回せる額が1万円の人と10万円の人では、利回りで圧倒しない限り前者が後者の資産を上回ることはありません。

 

と言っても、「投資の神様」と呼ばれるウォーレン・バフェットでさえ年間の利回りが20%ほどであることを考えると、「利回りで圧倒」など不可能であることがわかると思います。

 

だからこそ、入金力=年収を上げていくことが不可欠なのです。

 

 

さて、支出削減と収入アップで浮いたお金は、可能な限り投資に回します。

 

前置きが長くなりましたが、「資産形成」のための投資について僕が出した結論は、「インデックスファンドに全投入」です。

 

 

インデックスファンドに全投入の理由

なぜこの結論に至ったかと言うと、インデックスファンドなら

 

1.持ち続けるだけで長期的には必ず利益が出る

 

2.日々の値動きや決算を気にしないで済む

 

3.自分で売買する手間や心理的負担が少ない

 

からです。

持ち続けるだけで利益が出る

僕が投資しているS&P500 のインデックスファンドは1973年から2018年までの期間で年平均7.1%という利回りを出しています。

 

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S&P500のチャート

 

画像をご覧いただければ分かりますが、多少の上げ下げはあるものの長期的には必ず株価は上がっています。

 

先ほども述べたように、「投資の神様」と呼ばれる人物が考え抜いて投資しても年間の利回りが20%程度です。

 

何もせず入金するだけで7%の利回りが出ることのすごさがお分かりいただけると思います。

 

もちろん、暴落などで一時的に含み損を抱えることはありますが、5年もすれば元に戻ります。

 

そして株価が下がっているその期間に積み立てを続けることで、暴落からの回復に乗って大きく資産を伸ばすこともできます。

 

「資産形成」は長期的なものですから、インデックスファンドへの積み立て投資はとても相性がいいということです。

日々の値動きや決算を気にしないで済む

個別株投資の場合、企業の業績や値動きを日々チェックする必要があります。

 

業績低下につながる不祥事などは暴落につながるため(例えば「バイトテロ 株価」で検索してみてください)、日々ニュースから目が離せません。

 

また、企業がこれからも利益を出していけそうか?経営の状態は健全か?ということを自分で判断する能力(会計力)も必要になります。

 

間違ってもこの部分を他人に頼ってはいけません。 

 

誰かが分析してくれた情報をネットで手にれるのでは売買で後手に回りますし、そもそも間違った情報かもしれないからです。

 

 

逆に言えば、こうした労力を払うことで大きなリターンが期待できるのが個別株投資のメリットでもあります。

 

しかし、「資産形成」は長期でしていくものですから、毎日のように企業の業績や株価に一喜一憂するのは精神衛生上よくないと僕は考えています。

 

Twitterではバフェットを超えるような利回りを出している個別株投資家をよく見かけますが、彼らは運がいい人たちだと思いましょう。

 

彼らに憧れるのは自由ですが、決して目標にしてはいけません。

 

彼らの陰には、個別株で大損して株式市場から退場し、ネットからも姿を消した大勢の個別株投資家の屍があるのですから。

 

 

もちろん、「資産形成」ではなくギャンブルや趣味として投資をするならこの限りではありませんし、自分がバフェットを超える才能があると思うなら個別株投資もありだと思います(笑)。

 

 

自分で売買する手間や心理的負担が少ない

インデックスファンドは基本的にリタイア後に少しずつ取り崩すものですから、そこまでの数十年で売ることはありません。

 

買うときも毎月自分で決めた金額を機械的に入金するため、インデックスファンドは売買どちらにおいてもタイミングを計る必要がないのです。

 

 

これは投資をした人にしかわからないことですが、投資は買うよりも売る方がはるかに難しいです。

 

上がっているときは

 

「ここで売ったらもったいないかもしれない!」

 

と考えてしまいますし、下がっていると

 

「ここから回復するかもしれない!」

 

と考えてしまいます。

 

感情が邪魔して合理的な判断が難しくなるのです。

 

僕にもそのような経験があり、当時は1時間ごとにチャートを確認していて正常な精神状態ではありませんでした。

 

学生の資金力だったので数万円の値動きでしたが、「まだ上がる!」と思って買い増ししたとたんに下がり始め、「ここから回復するはず!」と考えているうちにあっという間に損益がひっくり返りました。

 

結局、数万円の損になった時点で諦めて売却し、損失を確定させました。(ちなみにそのあともさらに下がり続けた銘柄でした)

 

この時の苦しい経験があるからこそ、インデックスファンドの良さが分かります。

 

時間をかければ必ず利益が出る。

その間は他のことに時間とエネルギーを注いでいい。

 

安心してこう考えられることがインデックス投資の最大の利点です。

まとめ

「資産形成」が目的であるなら、インデックスファンドに入金をしてあとは放っておきましょう。

 

あなたが人生で時間とエネルギーを注ぎたいのは株の売買ではないはずです。

 

 

日々の値動きに心を揺さぶられるのは健全ではありません。

 

自分が本当にやりたいこと、時間を使いたいことに集中できるよう、資産形成は考える手間も売買の心理負担もないインデックス投資で満足しましょう。

 

 

本当にそれでいいのか不安な方のためにシミュレーションをお見せすると、

 

「S&P500連動のインデックスファンドを毎月3300円購入し、年利5%で40年運用」

 

という条件では、資産はこのようになります。

 

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月3300円というのはつみたてNISAの毎月の上限額(正確には33333円)で、年利5%というのはS&P500の平均リターン7%と比べてかなり控えめです。

 

さらに、金融緩和などで長期的には円安が進むと考えられるため、リターンはこの数字以上である可能性が高いです。

 

年金2000万円問題なんて怖くありませんね。

 

50歳や60歳まで働く予定であれば、資産形成はインデックスファンドに任せて自分のやりたいことに集中しましょう。

 

きっとそれが一番幸福度の高い資産形成だと思います。