『論理トレーニング101題』は文章力向上のための必読書である

ブログを書き始めて感じているのが、伝わりやすい文章を書くことの難しさだ。

 

ブログは小説やビジネス書と違い、時間をかけて精読する人は少ないと思う。

 

そんなブログで伝えたいことを正確に理解してもらうためには、簡潔でロジカルな文章を書くことが求められる。

 

僕は大学に入ってからそれなりにレポートを書いたり本を読んだりしていたので、ロジカルな文章を書くのはそんなに難しいことではないと考えていた。

 

しかしやってみると意外と難しく、何度も推敲しなくては人に読ませられないような文章になってしまっているのが現状だ。

 

そこで文章を書く以前に、ロジカルな文章に触れる習慣をつけようと思って購入したのが『論理トレーニング101題』だ。

 

  2001年に発行された書籍だが、「東大教授が新入生にオススメする100冊」にも必ず選ばれる名著だ。

 

◎接続表現に注意する

◎議論の骨格をつかまえる

◎論証とはどのようなものか

◎演繹の正しさ・推測の適切さ

◎論証を批判的にとらえる

という5つの章に分れており、101問の文章問題を解説する形で進んでいく。

どのような問題を解いていくのか、1つ紹介したい。

問4 適切な接続表現を選べ。

ディズニー作品の中では、擬人化された動物たちは、すべて白い手ぶくろをつけていなければならない。ミッキーもミニーも、犬のグーフィーも、牝牛のクララベルも、悪役の義足のピートも、みな白い手袋をはめている。{しかし/ただし}、ミッキーが飼っている犬のプルート―など、擬人化されないで、そのままのものを言わない動物として登場するときには、その必要はない。その場合の動物は動物なのであって、言葉も話さないかわりに、靴もはかず、服も着ることもない。すなわち、ディズニー世界にあっては、動物たちが昇格して人間化する条件としては、白い手ぶくろが不可欠なのである。かくして、ミッキーマウスは、入浴中でも海で泳ぐときでも、手ぶくろを脱ぐことはない。

一見すると「しかし」でも「ただし」でもどちらでもよさそうに思うが、この二つの接続詞は全く異なる働きをもつため、答えは必ずどちらかになる。

 

答えと解説が気になる方は、ぜひこの本を手に取ってみてほしい。

 

「解説書なんかいくら読んだって論理の力は鍛えられない。ただ、実技あるのみ」

 

この本の冒頭での筆者の言葉だ。

 

僕もこの本の問題を解いて論理的な文章の書き方を勉強して、なんとなく書くのではない、論理的に正しい文章を書けるようになりたいと思う。