Twitterのタイムラインをながめていたら、こんなツイートを見つけた。
— 風化させないbot中の人 (@fuuka_sasenai) 2019年8月13日
懐かしき「トリビアの泉」で放送されていた、「アメリカザリガニにサバをあげると青くなる」というトリビアを風化させないためのツイートだった。
なんと96へぇというかなり高評価なトリビアだったらしい。へぇ。
そんなツイートをみてトリビアの泉を毎週楽しみにしていた小学生時代を懐かしみつつ、なんでザリガニが青くなるのかとても気になり、ググってみた。
どうやらザリガニという生き物は生まれながらに赤いわけではなく、赤くなる色素・カロチノイドを含む食べ物を食べることで体が赤くなるらしい。
その色素が含まれないアジやサバだけを餌として与えられると、もともとの体液の青色が目立つようになり、体が青くなるという。
近年では乾燥エサで同じ効果が得られるものもあるらしく、それを与えることでより青になりやすいんだとか。
ちなみに青いザリガニは本来摂取するべき栄養素をとれていないため、脱皮に失敗したり食欲が低下して弱ったりしてしまい、死んでしまうこともある。
そして餌を変えてもすぐに青くなるわけではなく、長いと半年かかる場合もある。
この長期間を色素が含まれない餌だけで育てるわけにはいかず、週に一度は普通のえさを与えるなど、ザリガニの体調を気遣う必要があるそうだ。
こんな感じで、赤いザリガニを青くするのはザリガニ本人(?)はもちろん、育てる人間にも忍耐が求められるので、青いザリガニを見たい場合は元から青い「フロリダブルー」というザリガニを買うのがおすすめだ。
うん、きれいな青色だ。
生きものの命は大切にしましょうというお話でした。